MT4の各ウィンドウの役割を理解しよう

MT4をPCにインストール・ログインができたら、次はMT4の各ウィンドウについて理解しておく必要があります。

MT4各ウィンドウの役割

メタトレーダーのウィンドウは全部で以下の6つです。

上記の画像では、全てウィンドウを表示しているので、②データウィンドウ、⑥Strategy Testerなどの必要ないウィンドウは閉じたほうが使いやすいです。

ウィンドウの表示、非表示はツールバーの『表示』にマウスオンすれば設定できます。

 ①気配値ウィンドウ

好みの通貨ペアを上に表示する

上に表示したい通貨ペアがあれば、その通貨を上にドラッグすれば、並べ替えることができます。

余計な通貨を非表示にする

非表示にしたい通貨ペアを選択し、右クリック。

『選択通貨ペアの非表示』をクリックすると、非表示になります。

もしくは、非表示にしたい通貨ペアを選択し、Deleteボタンを押せば一発で消えます。

気配値ウィンドウから注文する

売買したい通貨をダブルクリックします。

上記の画面が表示されるので、『成行売り』『成行買い』を選択すれば、売買成立します。

②データウィンドウ

データウィンドウはデフォルトの設定では表示されていません。

レートやテクニカル分析の値を表示してくれる機能ですが、基本は非表示で良いでしょう。

③チャートウィンドウ

MT4の一番の肝となるのがチャートウィンドウです。

ここでは、詳細の説明は省きますが、時間足を変更してチャートを表示させたり、マルチタイムフレームにできたり、チャートを好みの色にカスタマイズできたりと非常に多彩な機能が備わっています。

もちろんテクニカル分析、インディケーターをチャート上に表示することも可能です。

ＸＭでは、ワンクリック機能も搭載しているので、チャート上ですぐに売買することもできます。

④ナビゲーターウィンドウ

ナビゲーターウィンドウは、MT4の分析ツールや機能をすばやく利用するためのウィンドウです。

口座

デモ口座、リアル口座を含めてMT4に登録されている口座の情報がまとめられています。ダブルクリックで指定の口座にログインすることができます。

罫線分析ツール

自分の好みの分析ツールをチャートに反映させることができます。

表示したい分析ツールを、選択してチャートにドラッグすればすぐに反映される優れものです。

エキスパートアドバイザー

自動売買用のプログラムです。

使用したいEA(自動売買プログラム)を選択してチャートにドラッグすれば、すぐに使用することができます。

EAはインターネットで購入するか、自分で作る必要があります。

スクリプト

ユーザーが指示した時に一度だけ実行されるプログラムです。

例えば現在持っているポジションを全決済する、など指示した時のみ特定の処理を行いたい場合に使います。

⑤ターミナルウィンドウ

ターミナルウィンドウはトレードに関する様々な情報を見るためのウィンドウです。

取引タブ

取引タブは現在の口座の残高・現在持っているポジション・証拠金などの情報を確認することができます。

運用比率タブ

保有資産・出来高・通貨比率などを確認することができます。

口座履歴タブ

FX口座に対しての入出金を確認することができます。

トレード結果による口座の取引金額の増減も確認することができます。

ニュースタブ

FX業者から指標結果や、為替動向など様々なニュースが送られてきます。

ただし、海外FX業者から送られてくるニュースは英語の場合が多いです。

アラーム設定タブ

特定の通貨ペアが指定の条件を満たした時にアラートが鳴るように設定できます。監視したい通貨ペアの価格が一定ラインを超えると音を鳴らして告知することも可能です。

メールボックスタブ

海外FX業者からのセミナー通知や、レポートの通知が届きます。

マーケットタブ

トレードに関する本や、アプリなどが購入できます。

シグナルタブ

有料のシグナルを購入することができます。

ライブラリタブ

自動売買ソフトの告知ページです。有料のものから無料のものまで様々なソフトが告知されています。

エキスパートタブ

MT4の動作状態の履歴を確認することができます。ほとんど意識して利用することはありません。

操作履歴タブ

MT4上で行った操作履歴を確認することができます。これもほとんど意識して利用することはありません。

⑥Strategy Testerウィンドウ

MT4の自動売買ソフトのバックテストに使用するウィンドウです。

自動売買ソフトをインストールして、リアル取引を行う前にテストしたいときに利用します。

利用する際は、システム選択後、バックテストしたい通貨ペアを選択します。

調べたい時間足を選択すれば、レポートが表示され、選択したシステムでの収益などを表示することができます。