海外FXでは常識のNDD方式とは?日本のDD方式との大きな違い
2015/09/26
DD方式・NDD方式って?
FX業者がトレーダーのオーダー(注文)を処理する方法の違いのことです。
トレーダー(個人投資家)が為替を売り買いする時、オーダー(注文)を出しますよね。
そのオーダーを処理する方法には、DD(ディーリングデスク)方式とNDD(ノーディーリング)方式の二つの方法があるのをご存じでしたか?
FX初心者はあまり意識しないオーダー処理方法ですが、実はこのオーダー処理の違いは大きいのです。
結論から言うと、100%NDD方式のFX業者を選んだほうが良いです。
それでは詳しく見ていきましょう。
DD方式とNDD方式の違いは?
- DD(ディーリングデスク)方式とは?
- トレーダーがディーラーを介して取引する方法
- NDD(ノーディーリングデスク)方式とは?
- トレーダーがインターバンク直結で取引する方法
要するに、インターバンクと直接取引ができるかどうかが決定的に違います。
間にディーラーを介するDD方式
別名相対取引といわれる方式で、トレーダーとFX会社が1対1で取引を行う方式のことです。
この方式はトレーダーの注文をFX会社が一旦決済するため、トレーダーとFX会社は利益が相反する関係にあります。顧客が損失をだせば、FX会社の利益になり、顧客の利益はFX会社の損失になります。
このシステムを見ると、DD方式を採用しているFX会社で顧客が利益を出し続けるとFX会社は倒産することになります。それを阻止するために書くFX会社のディーリングデスクにはディーラーが配置されています。
ディーラーはFX会社に利益をもたらすことを目的としているため、複数の投資家のオーダーを組み合わせて相殺したり、カバーしたり、ホールドを選択します。負け続けているトレーダーには反対売買を入れ、ヘッジするポジションサイズを大きくして利益を増やすことができます。
顧客の損はFX会社の利益である、DD方式は価格変動が大きい時にリクオートが起こりやすく、顧客のポジションを故意に狙うストップ狩りが発生しやすいとされています。
FX会社はスプレッド以外で大きく利益を出せるので、メリットはスプレッドが非常に狭いことが挙げられます。
日本のFX業者はスプレッドが非常に狭いことで有名ですが、80%がDD方式を採用しているからこそ、低スプレッドを実現することができているのです。
ブローカーのディーリングデスクはブラックボックスなので、どのような取引をしているか定かではありません。しかし、顧客が負ければ負けるほど利益が出る仕組みであることに違いはありません。
インターバンク直結のNDD方式
NDD(ノーディーリング)方式では、ディーリングデスクを介さず、トレーダーの全ての注文をそのままインターバンクに流します。
間にディーラーを介さないため、NDD方式を採用しているFX会社の利益はスプレッド分だけです。
トレーダーがアクティブに取引すればするほどスプレッドとして利益が入ってくるので、トレーダーとFX会社は利益相反が起こりません。
日本のFX業者では嫌がられるスキャルピングの規制も一切ありません。むしろ大歓迎してくれます。
トレーダーの注文する為替レートもインターバンクに直結しているため、リクオートや、スリッページ、ストップ狩りも一切存在しない非常に透明性の高い取引をすることができます。
海外FXではNDD方式が基本
近年では、国内FX業者でも大口トレーダーやプロトレーダー向けにNDD方式を取り入れるところも現れてきましたが、海外FX業者では、NDD方式が当たり前です。
海外のトレーダーはFX業者を利用する際に、透明性の高い取引を求めてその業者がDD方式か、NDD方式かは必ずチェックをするほど重要視しています。
国内FX業者の大手であるDMMFX・GMOFXなどが未だにDD方式であるところを見ると、多くの日本人トレーダーにはまだまだオーダー方式の違いの重要性に気付いていないでしょう。
国内FX業者で利益を出しすぎると、口座が凍結される!?
某国内FX業者で、スキャルピングで利益を出しまくっていたら口座を凍結された、という噂が話題になりました。
『国内FXスキャルピングで儲けすぎると、口座を凍結される』というのは事実のようです。
口座凍結されたトレーダーは『国内FX業者の狭いスプレッドを生かして、大口超短期売買を繰り返し利益を積み上げる手法』を取っていました。
1日に400回~1000回の取引で、月に出す利益は1800万円。
あまりに高速のスキャルピングのためFX会社のディーラーのカバーが追い付かず、FX会社に不利益をもたらしたことが原因でしょう。
スキャルピング禁止を打ち出しているFX会社はDD方式だから禁止なのです。NDD方式を採用している海外FX会社は逆にスキャルピング大歓迎です。
儲けるためにFX取引をしているのに、儲け過ぎると口座凍結されるなんて、なんと理不尽なルールでしょうか。
国内FX業界も今後NDD方式の流れに移行していくことは間違いないでしょう。
「海外FXでは常識のNDD方式とは?日本のDD方式との大きな違い」まとめ
国内FX業者がなんであんなにスプレッドが狭いか、理由がよお、わかったやろ。
わしらトレーダーが負けたら業者の利益になるなんてなんや、ムカつく話やで。
それに比べてNDD方式はええわ!トレーダーの取引を増やす為にボーナスにも力入れてくれるし、スキャルピングし放題やしいう事ないで!
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