短期金利＿用語集

短期金利（short-term interest rate）

短期金利とは？

取引期間の短い債券などの金融資産や負債の金利のことを言います。反対に期間の長い金利を長期金利と言い、長期金利と短期金利は一般的に１年を境にしてそれより長いものと、短いもので区別されます。

 

例えば、「短期金融市場金利」「定期預金金利（１年未満）」「普通預金金利」もしくは、銀行間の資金融通をするコール市場の無担保翌日返済借入金利などが短期金利となります。短期金利は、償還期間が短いために流動性が高く、金利が激しく変動しやすいと言う特徴があり、長期金利よりも短期金利の方が金利を低く設定されますが、経済の動向などによっては逆転することもあります。また、近い将来に予想外の物価変動（インフレ、デフレ）する確率が低くく、その金利水準はマーケットにおける資金量によって決定するといわれています。

 

期間が１年以下の資金の貸借取引が行なわれている市場を短期金融市場と言い、マネーマーケット（資金市場）とも言われます。