仲値_用語集
2015/10/29
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仲値(telegraphic transfer middle rate)
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仲値とは?
なかねと読み、銀行などの金融機関が顧客との外国通貨(外貨)取引の際の基準レートのことを言います。またTTM(Telegraphic Transfer Middle rate)とも言い、東京市場の仲値公示は午前9時55分ごろとなります。
一般的には仲値を基準に取引が行われますが、東京午前に公示された仲値は1円以上の変動があった場合には、仲値は公表停止となり改めて仲値の決定が行われます。そのため、仲値は暫定的な値といえます。値動きが荒れて仲値ベースでの取引が中止になって場合には、取引ごとに現在の相場を問い合わせることを市場連動(仲値連動)と言い、マーケットが極端に荒っぽくなった場合には市場連動は一次・二次と仲値が変更されます。
仲値に1円プラスマイナスしたレートは電信売相場(TTS)・電信買相場(TTB)と言い、実際に顧客が売買するプライスとなる。例えば顧客が外貨を買う場合、銀行側は外貨を売ることになるためTTSが用いられる。逆に顧客が外貨を売り銀行側が外貨を買う場合のレートはTTBとなります。
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