受渡日＿用語集

受渡日（settlementday）

受渡日とは？

金融商品取引の決済日のことで取引した通貨を交換（受け渡し）する日のこと。銀行間取引のルール上、取引されたポジションは約定日の２営業日に当該通貨が受渡しされ、取引が実現化されるが、その取引が実現する日。ただし、２営業日の市場が休日と重なった場合等は、受渡日はさらにその翌営業日となる。

 

例えば、約定日が月曜日の場合は、2営業日後の受渡日は水曜日になる。金曜日が約定日の場合は、土曜日と日曜日を飛ばして、2営業日後の火曜日が受渡日となる。しかし、年末年始やクリスマス、日本のゴールデンウィークなど各国の祝祭日や営業休止日が重なるときは受渡日が大幅に先延ばしされることがある。例外ではありますが、米国とカナダが地理的に近いことから、他の通貨ペアの組み合わせと比べて銀行間の決済手続きに必要な時間帯にズレが生じないため受渡日が1営業日後となっている。

 

ちなみに、株式を売買した時でも使われ、買付け時には売買代金を渡して株券を受け取り、売付け時には株券を渡して売却代金を受け取るが、これらの決済をする日のこともいいます。