毛抜き底＿用語集

毛抜き底（double bottom）

毛抜き底とは？

連続した2つのローソク足の安値がほぼ同じであることを指します。意味としては、前日の安値より下の安値を付けられなかったということで、 その安値が下げの限界線となって上昇転換となるケースが多いと考えられています。毛抜き底であるかどうかは、この形の足が出た時点では判断できませんが、 経験的に底で現れることが多いとされていますので、注意すべき足となっています。

 

また、チャートの形が「Ｗ」の字のように推移する時にも毛抜き底、もしくはダブルボトムと言います。ダブルボトムとは、下降している相場で下降が止まった時点が１番底になり、反転して上昇が止まった時点がネックラインになります。再び下降し、下降が止まった時点が２番底になり、反転後はネックラインを下から上へ突き抜けるとダブルボトムとなります。ネックラインを形成し１番底と２番底の価格がほぼ同値であり、２番底後の上昇でネックラインを超えることが条件となります。