国際復興開発銀行＿用語集

国際復興開発銀行（international bank for reconstruction and development）

国際復興開発銀行とは？

１９４５年に加盟各国が第二次世界大戦後の各国の復興のため経済面での援助するために設立された国際金融機関のことを言い、世界銀行（ＩＢＤＲ）とも言われ世界各国グループのひとつで援助を行っています。国際復興開発銀行は本来、戦後の経済復興や開発向上などの、国際貿易の均衡を図る目的で加盟国からの資金や借入金をもとに長期的な融資や保証などを行う事で、ほかの金融市場で資本調達が困難である加盟国や民間企業などが対象でしたが現在では、主に開発途上国を対象とした財政融資を行っています。

 

融資の原資は市場からの借り入れが最も多く、発行する債券を世銀債と言われ、最高格付であるトリプルAの格付けがなされています。日本で発売される世銀債の大半はこのＩＢＲＤが発行したものになります。

 

ちなみに世界銀行グループは国際復興開発銀行・国際開発協会・国際金融公社・多国間投資保証機関・国際投資紛争解決センターの５つのことを言います。