好材料＿用語集

好材料（good material）

好材料とは？

株式市場では株市場全般・個別銘柄の両方で株価を上昇させると考えられる出来事などのことをいいます。為替相場では相場を上昇にむかわせるとみられるデータや出来事のことを言います。

 

為替相場は様々な要因で動きますが、その変動原因や変動要因となるデータや出来事などを材料と言い、その中でも相場が上がる要因のことを好材料と言います。逆に相場が下がる要因は悪材料といわれ、各国の経済指標・金利・株価・紛争・要人の発言・国際紛争・自然災害などが材料となります。好材料となるか悪材料となるかはその時々の相場環境にも影響され、経済指標が市場予想よりよかったことや金利が上がる事などが好材料の代表的な例です。しかし、相場が大きく下落して投資マインドが最悪のときは、仮にマイナスの指標が出たとしても悪材料出尽くしと判断され、買いの好材料とされることがあったり、逆に相場がイケイケで上昇していてガス抜きが必要な状況の場合は、どれだけよい指標や発言などがあったとしても、利食いやガス抜きのために悪材料とみなされる事がありるので、その見極めが重要です。

 

また、好材料と同じ意味合いを持つ言葉として買い材料・押し上げ材料・強材料などがあります。