ソブリンリスク_用語集
2015/10/30
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ソブリンリスク(sovereign risk)
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ソブリンリスクとは?
sovereign は「主権国家の」「政府の」の意味。
取引相手の国の事情で締結してあった為替予約が実行できなくなるリスクのことで、いわば国家に対する信用リスクのことです。「
カントリーリスク(country risk)」とも呼ばれます。
主にデフォルト(債務不履行)、資本流入規制、政策変更、内乱や革命などの政治社会経済環境の変化によって大きく変動します。
また、その国の公的債務残高・財政赤字が多い場合もソブリンリスクが高いとされています。
最近では、2009年頃のギリシャ政権交代における国家財政の粉飾決済の暴露を発端とする「2010年欧州ソブリン危機」が原因で、ギリシャを筆頭としポルトガルやスペインなどのソブンリスクが高くなったと言われています。
その影響は現在も続いており、IMF(国際通貨基金)と協力し資金供与を行うことで小康状態を保っているが、予断を許さない状態が続いています。
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